私だけの秘密の部屋
~出会い~
私、中学1年生になったばっかりの、清水麗砂(しみずりさ)。
まだ1週間しかたってないけど、とても充実している。
友達もできて、仲良くできている。
「麗砂、おはよう。」
「あ~!おはよう!よっしー!」
「もぉーその呼び方やめってって言ってるじゃん!」
『よっしー』とは、吉川皇女(よしかわみこ)って言って中学入って初めての友達。
よっしーから、話をかけてくれて…、友達になったの。
しかもちょぉーーーかわいいのっ。女の私でも惚れそう…なくらいかわいいのっ!
「こんにちわーこんにちわーみなさんこんにちわー」
あ、この声は…
「とーくんっおはよう!!」
「お。麗砂かぁ~、」なんて言って私の頭を撫でてくれるとーくん。
『とーくん』とは、川田灯作(かわだとうさ)って言ってとってもカッコイイみんなの
憧れ&人気者!!

…そして私の気になる人。
たった一言でもキュンとするっ。
そんなとーくんに、告白をしようと思っている。でも振られたらどーしよー…

…。大丈夫だ、私。頑張ればできる子だもん。
こーゆー危機をいっぱい乗り越えてきたのよっ。大丈…

「ブッ!!痛ぃ~~~!」
「ばぁか、バカだからだろ。お前。」
「高木~~~~!!」
『高木』とは、高木優(たかぎゆう)って言って顔はいいけど、性格がとってもひどい
私の悪者。


だけど、私の、中学生活はとても充実しています。
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