クリスマスに魔法をかけて
1、告白

春瑠Side


マナーモードにしている携帯が震えてメールの受信を知らせる。


「はいはい今行くよ、うるさいなー」


あたしはそう呟いて携帯に手を伸ばした。


「またー?もう、なんでこんなにしつこいのよ」


同じクラスの流くんから。


あたしは彼に好かれているみたいで、今はテスト前なのに毎日メールがくる。



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