幸せというモノ
「もしかして、美紅!?」


少し、不安を抱きながらも

話してみる。


「うんうん、当たりっ♪」


よかった……

間違えていたらどうしようかと思った。


「うわーー、何年ぶりだろう?」


「美紅、全然変わってないねっ!」

「愛美はちょっと変わったね!」


久しぶりすぎる再会に

私と美紅は

少しテンションが上がり気味に。


でも…まさかこんな所で

再会できるなんて、思ってもいなかった。



「あっ…あたしの彼氏、紹介するねっ♪」

突然美紅が言いだす。

“あたしの彼氏”ってことは…


美紅、彼氏いるのかぁ…

まぁ…この年頃になると

それが当り前なのかもしれない。




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