いつまでも君と…
家に帰ってからも
まだ震えは止まらない…

ガタガタと体が震える

ホットコーヒーを
飲もうとしてカップをとった。

すると
あたしの手の上にはもう一人の手…

えっ?もしや…

秇だった…

「なんでいるのよ!!
ここに!」

ごめんなさい、卓。
一時でも卓のこと忘れたあたしが
バカでした。

多分、これは秇ではない…
もう魂はこの世にはないと思う。

ごめんなさい、秇。
あなたまであたしの事情に
巻き込んでしまった。

いっそのこと、
死んでしまいたい…
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