BLACK&BLUE〜私の愛するヤクザ〜【続編】
「何か悩んでるなら言え」


「いえ、大丈夫です。マリアにまで心配かけちゃってごめんなさい」





あたしがそういうと弘さんはあたしに跨がって見下ろしてきた。





「なんで言わない?」


「えっ?」


「また気を使ってるのか?」





あたしは枕に後頭部を埋めながら頭を左右にふった。





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