BLACK&BLUE〜私の愛するヤクザ〜【続編】
あたしのお腹に回されている弘さんの腕をギュッと握った。



弘さんは後ろから『愛してる』と囁くと首筋に唇を這わしていく。



普段はクールで無口な弘さんでも『愛してる』って言う言葉だけは言ってくれる。



多分、その言葉にあたしが安心や幸せを感じているって分かってるからだろうけど。



あたしは唇にもキスをしてほしくて振り向くと、弘さんは望みを叶えてくれた。



お風呂の中にキスの音が響いた。





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