Snow Song-君といた輝雪-
『雪下はこんな状態でも仕事を休みたくないらしい。これは雪下の人生だから、彼女の好きなように生きてもらいたい』

社長は雪葉の気持ちを第一に尊重していた。


『社長お電話です』

突然事務所スタッフが社長を呼び寄せ、社長は俺と雪葉を残しこの場を離れた。


『雪葉…大丈夫かよ?本当にしんどそうだけど…』

俺の隣に座る雪葉は本当にしんどそうだった。


『大丈夫…。優人、この前仕事の帰りに車で駅前に通った時見たよ。本当にドナーを捜してくれてるんだね…』

雪葉はそう言って、俺に笑いかけてくれた。


『でも、約束したのにドナーが見つからない…ごめん』

俺は凄く申し訳なかった。


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