PROMISE―約束―


隼人と裕は話しながら振り向きもしないで歩いて行った


なんてゆうか歩くのも速くて…

『はっ隼人』

呼んでも気づかない

『ゆっ裕』

やっぱり気づかない


その時


『ねぇ君達♪』


数人の男達が話しかけてきた


『は、はい』


『一緒に遊ぼっ』


か、軽い…
こいつら軽すぎる

『い、いえちょっと友達と離れちゃっただけなんで…』


『友達も可愛いの♪?』

話にならない…


『いえ友達ってのは…』

『男二人でしょ?』


ホストっぽい男が言った


『まっまぁ…』

なんで知ってるの…?

『もしかして君達知らないの?阿久津と大谷の事♪』

そのホストサマが言った

『え…?』


『教えてほしい?』

ホストサマはニヤつきながら言ってきた


罠だと知らずに―
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