華龍
第一章

プロローグ



3年前

荒れ狂って血にまみれた1人の少女がいた



目は濁っていて光が無く

感情も、表情も、


心も、無い



暗い過去を一人で背負って

壊れた少女





深夜に街に出て喧嘩を売り買いし

必ず勝って

血まみれになって消える






人は少女を



ー血龍ー



と呼んだ








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