僕の彼女は吸血鬼!?

血と生気

顔を下に向けた秋乃は
ゆっくり顔をあげ言った
「血の場合…確実に死ぬわ。」


『え……』

「でも最近は殆ど生気しか吸わないし安心して♪」



まぁ安心ね♪♪



……って!!
安心出来るかぁ!!

『って事はさっき僕の生気は殆ど吸われたって事?』

ケロッとした顔で
秋乃は答えた。

「ええ。だって美味しいんだもん♪」
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