歌姫(仮)




私も出きるだけの笑顔で手を振り返す。





はぁ、




疲れた…
なんか今日は頭痛いし声の出が悪いし





どうしちゃったんだろ…



城田さんに言った方がいいのかな?
でも心配かけるしな…




私は自分の席に座って、そこから見える城田さんを見つめて考える。





《…ーでは、本番はいりますっ!5、4、3、2、1スタート…ー》






もう、選択のよちはないってか(笑)





私は自分に気合いを入れ直して笑顔を作った。






《はいっ!今日も始まりましたー…》





女子アナウンサーが元気よく司会を進めていく。





< 24 / 60 >

この作品をシェア

pagetop