歌姫(仮)
私も出きるだけの笑顔で手を振り返す。
はぁ、
疲れた…
なんか今日は頭痛いし声の出が悪いし
どうしちゃったんだろ…
城田さんに言った方がいいのかな?
でも心配かけるしな…
私は自分の席に座って、そこから見える城田さんを見つめて考える。
《…ーでは、本番はいりますっ!5、4、3、2、1スタート…ー》
もう、選択のよちはないってか(笑)
私は自分に気合いを入れ直して笑顔を作った。
《はいっ!今日も始まりましたー…》
女子アナウンサーが元気よく司会を進めていく。