歌姫(仮)





エレベーターに乗り込んで打ち合わせルームがある
3階につくのを静かにまった。





チンッ




城田さんに続いてエレベーターを降りようとした




クラッ



わっ
危ないっ



いきなり足元がフラついた。
幸い城田さんは気づいてなかった。




疲れたまってんのかな?





心なしか体も重いし…





『結衣?難しい顔してどうしたの?ついたよ』





いけないいけないっ
城田さんに心配かけちゃいけない!




「今いくっ!」





私は精一杯の笑顔で言った。






< 8 / 60 >

この作品をシェア

pagetop