honey blood
天音の父親で、俺の父さんの兄はもうこの世にはいないらしい。



その意志を継いだのが天音で、人間をヴァンパイアに変えてる…。



共存を望まず、ヴァンパイアの方がなにもかも上であるべきだという考え方…。



力や生命力は確かに並の人間にはない。



だけど俺たちは昔から闇の存在。



今更世界をひっくり返したら、きっと大変なことになる…。



「そこまで深い野望だったのか…」

「桐原の親父はなんか知ってんのか?」

「知ってても俺には流してこねぇ。責任感とか無駄に強いし、まず過保護だから俺に危ない橋は渡らせねぇよ」

「イメージと違うよな~…」



この国のヴァンパイアのトップに立つ父さんはどれほど怖い人だと思われてるんだろうか…。



普段は母さんの方が怖いっつーのに…。



「桐原んちに挨拶行っとくかってみんなで話してたんだけど」

「なんで?」

「普通、筋ってのがあるだろ…。俺たちが桐原を守って行くわけだし…」



そんなもんなのか…。



< 250 / 506 >

この作品をシェア

pagetop