青空の下で

ちょうど亜美が視線をずらした時。



ボールは音をたてること無くキレイにリングへと吸い込まれた。


わぁー…。
キレイ……。


バスケ経験ゼロで、なにも知らない亜美でさえ見とれていた。



リングの下には、背の高い男の人が空を見上げている。




―――バスケすることが本当に楽しい





誰が見てもそう思えるような眼差しで。








< 13 / 25 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop