強欲な女
「元気ないな~。元気だせよ!」



私を座っていた階段に頭支えながら倒しキスをする潤。



次第に潤の右足が私の右足の中に入り馬乗りになった。



(お腹が…………。)



「やめてっ……………。」



私は潤を突き飛ばして庇うようにお腹を触った。



急に動いたせいか気持ち悪くなってむせこんだ。



「っ…………真美まさか…………。」



呆然とする潤から逃げるように階段を降りた。



これから私はどうしたらいい………。



潤の子なのか分からないのに彼に頼れない………。



私はバスに乗り家から少し離れた産婦人科の前で足を止めた。



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