強欲な女
私は最近幸せな毎日を送っていた。



潤と会ったあの日以来前にも増して恭平は優しくなった。



店の女の子の誘いも断ってくれているみたいだ。



相手をしてもらえない百合さんは日に日に私を見る顔つきが恐くなっていった。



そのせいか仕事に行くのが苦痛になっていった。



なんか最近体もだるいし………。



｢真美仕事辞めたらどうだ？｣



最近体調の優れない私を心配してそう言ってくれる恭平。



｢大丈夫だよ。｣



もうすっかり常連になった焼肉屋に連れてきてくれた恭平。



しかし肉の匂いが今の私にはきつかった。



｢一度病院行った方がいいんじゃね～か？｣



余り食べない私を心配そうに見つめる恭平。



｢うん。そうする……。｣



恭平はその日私を心配して泊まっていった。



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