強欲な女
家に帰り台所から適当に食べ物を取って部屋へ行こうとすると久しぶりに母親に呼び止められた。



「明日はおばあちゃんの家に行くから家にいなさい。」



「……わかった。」



冷たくそう言い私は二階へ上がって行った。



部屋へ戻ると自然と顔が綻んだ。



私はおばあちゃんが大好きだ。



昔から母は私の気持ちに気づいてくれなかったがおばあちゃんは私の気持ちを分かってくれていた。私の唯一の理解者だ。



明日が楽しみで仕方がない私は、まだまだガキだと自分で思った。






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