強欲な女
その言葉を聞いて私は抵抗するのをやめた。



慶太は私の制服のボタンを外し始めた。



慶太となら友達になれると思ったのに……。



しょせん慶太には私が雌にしか見えてなかったみたいだ。



(私ってほんとバカ………。)



涙を堪えて私は慶太の行為を受け入れた。



気持ち良くも何ともない、ただ虚しいだけの行為だった。


















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