あんたなんて嫌い。でも好き。
「莉子ー藍堂先輩がよんでるよ?
相変わらずもてますなー」


「別にモテたい訳じゃないから
ってことで断ってきて?」

脅しふうに笑ってみると


「怖いよ。莉子。」

「怖いのはもともとですから。
さっさっといって来い!」


「はいはい。人使い荒いなー。」


だって藍堂先輩たしか手だすの早いって話だし。


断ってもどってきた菜緒が

「そういえば今日寮んお発表だね」


「そうだっけ?」


「かわいい男の子がいいなー。同じ部屋。」


「一人が一番いい。」

めんどくさいもん。


「さみしなー。男紹介してあげよっか?」

いらねーよ。


「結構でーす。ほら次の授業はじまるよ。」

神様決して男子と同じ部屋になりませんように。



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