明日も、キミに恋をする。
「あははは!ほんまなんや、自分オモロいなぁ」



大きな口をあけて木下君は笑う。



赤い顔を笑われて、私はさらに俯き肩を小さくする。


やっぱり変だよね?

自分でもこの赤面症、ほんとにやなんだ。





「大輔なんかに緊張せんでいいのに。大輔が喜ぶやん」



陽子ちゃんは優しく笑いながら、私の肩にポンと手を伸ばす。



「大輔なんかって何やねん。まぁ俺かっこいいからなぁ。思わず避けちゃうんも、仕方ないかな」




え?避けてるって思われちゃった?


私はただ、この変な赤い顔を見られたくなかったから、俯いただけなのに…





「ぜ、全然、そんな事ないよ!」



誤解されたくなくて、私は勇気を出して強い口調で否定する。





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