明日も、キミに恋をする。
でも!!

      
ちょっとカッコいい、なんて恥ずかくて絶対に言えない。


私は精一杯考えて





「えと…よく分からないけど…ちょっと筋肉質」

と言う。






「まじで~?嬉しいわ~!って、筋肉質ってどんなフォローやねん!」



木下君は私のおでこに優しくペチンっとツッコミを入れる。



そして、机に伏せて泣き真似を始める木下君に、陽子ちゃんは爆笑しながらヨシヨシする。




「ヤバい、優ちゃん…筋肉質って!(笑)顔の話題に触れないあたり、素直過ぎてめっちゃ笑える!」


「そこは嘘でも良いからノリで、カッコいいと思う!って言ってあげて、ええんやで~?嘘でもええからさ…」





陽子ちゃんと愛ちゃんに笑いながら慰められ



「も~それ以上なんも言わんといてー!お前らみんな、フォローになってないから!」



と木下君も笑った。




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