支店長、お手やわらかに!

「う…」


「なんだ?その目つき」


「なんでもないです」


アタシは顔をキッとあげて歩くスピードをあげて支店長との距離を縮める。

ふん!


「それでいい」


あ。
あれ?

一瞬。

なんか支店長の顔。

いつもと違って…。



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