支店長、お手やわらかに!

そうだ、
やっぱり支店長。

途端に胸がどきどきと高鳴り始める。


アタシの斜め前を歩いてはっきりとは見えないけれど間違いない。


なんでこんなとこにいるんだろう。
仕事かな?

どうしよう。
声かけようかな。


あっ。
でもアタシ制服だし。

でもでもアタシがまだ高校生だっていうのは支店長知ってるし。


せっかくだし…。


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