嘘から始まる恋



時間はあっという間に過ぎお昼休みになった。


成瀬くんから友達とお昼食べるってメールきたから、今日は純ちゃんとお昼を食べることになった。



「ここでいい?」


天気がいいから外で食べよう!って純ちゃんが言い出し、純ちゃんに連れられ食堂から繋がっているテラスへとやって来た。



「好きなとこでいいよー」


「じゃあここに座ろか」


テラスには白いテーブルや椅子が置かれており、シンプルなテラスである。



「ねぇ、食べないの?」


座ってから数分経ってもお弁当を開かない純ちゃん。



「ちょっと待って…あっ!こっちこっち!」


手招きをし誰かを呼ぶ純ちゃんの視線の先を見つめる。



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