嘘から始まる恋
「成瀬くん?」
どうしたの?と顔を覗く。
それと同時に成瀬くんの唇に塞がれた。
「んっ!!…な、る…っ」
成瀬くん!と言いたいが、彼のキスによって邪魔をされる。
な、なにーー…!?
や、止めて!!
心臓がもたない。
そう思った時、やっと成瀬くんからのキスに解放された。
唇を離し成瀬くんはニヤッと笑った。
「な、急に…」
動揺する私に「…罰ゲーム?」とサラっと言った。
何の罰ゲームだよ!
ていうか、私が何をした。