嘘から始まる恋

恐ろしい風邪




「理子、顔色悪いよ?」


「えー…?そうかな…」


確かにふらふらはするけど、それはさっき成瀬くんとキスしたから、頭がのぼせてるだけで…。



んー、でも頭が痛いかも…。



「午後の授業出ないで、保健室で休みなよ」


本気で心配する純ちゃんに従って、保健室へと行くことにした。



「先生に伝えといてね」


「はいはい」


ふらふら〜と教室を出て、保健室へと向かう。



あぁ…、頭痛い。



< 55 / 275 >

この作品をシェア

pagetop