俺が守るから。




その声は先生に
聞こえなかったはずもなく
ばっちり
先生は誠を睨み付けた。




「どーしたんだ、谷本?
そんなに先生の授業が
好きか。」



先生(男)はそう言って
“照れるなー”と付け加えた。



クラスは笑いに包まれる。




「なっ…//
ちゃいますよ~。」


誠は否定しているのに
顔が真っ赤…。

その反応で
さらにクラスを笑わせた。




「た、谷本。先生は冗談を
言っただけだからな?
本気にするなよ」




先生も誠の反応をみて
さすがに
言いすぎたかという
顔で言った。












< 48 / 153 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop