傷だらけのハート
「茄菜(ナナ)ー!帰ろ。」



「いいよ!」




「なんか最近、暴走族がここらへんにいるらしいよ。」




「ふぅーん。」







私と、麗奈〈レナ〉は県内なら誰もが知っているお嬢様校に通っていた。



何、不自由なく暮らしたみんな。




何、不自由なく暮らした私。




でも、その生活も離婚後ガラガラと音を立て壊れていった。





私が、この学校に通えているのはママがお嬢様だったこと。



離婚だって、お金に困らなかった。

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