一日遅れのXmas。
もう絶対離さない…。
その気持ちから、何度も何度も角度を変え口付けをする。
「んんっ。…そ……た…!!」
苦しいと必死に離れようとする苓那の耳元で囁く。
「…鼻で息しろ、バカ。これからもっと激しいのやってやるから」
そしてもう一度キスしようとしたとき、空から白い雪が降ってきた。
「もうクリスマス終わったね…」
「お前のせいで、俺の計画がぱーだよ」
せっかくクリスマスに言おうとしてたのに、一日ズレてしまった。
「来年も再来年もずっと一緒に居るんだから、今年ぐらいいいじゃん。」
「…許す」
こんな苓那を愛してるんだから、仕方ない。
一日遅れのクリスマス。
完