あなたがいなくなった・・・1
給食が終わった。。。
「マユーー」

親友の若菜(わかな)が呼んでいる
若菜は保育所からの親友だ若菜は本当の親友だと思っている

ま「なにーー??」
若「ねーマユって好きな人いるんでしょー?」
ま「何でいきなり!?」

嫌な予感がした・・・

若「だってはるから聞いたもん」

はるとはあのはるかのことだ
予感は当たっていた

ま「エッ!?」
若「やーはるがさっきマユの好きな人ば言いふらしてたから」
ま「誰って言ってた?」
若「6年のりっくん」

さっきうちが言った人と全く同じだ

若「でもりっくんはやめたほうがいいよー」
ま「どうしてー?」
若「だってさーりっくんって・・・」
ま「なになに??」
若「なっちゃんが好きじゃん」
ま「なっちゃんって6年の夏美(なつみ)ちゃん?」
若「うん」

夏美ちゃんとは6年生で顔も綺麗で足も痩せていてものすごくオシャレで可愛い私とは比べものにならない

若「まあ、マユ遊び行こー」
ま「うん・・・」
若菜が私の手を引っ張って言った
若「マユそんなに落ち込まないでさー遊ぼー」
ま「・・・うん」

運動場でドッチボールをした。
キーンコーンカーンコーン
掃除の時間を知らせるチャイムがなる。
掃除に行こうと思って歩いてると若菜がまた私の横に来て言った

若「大丈夫?顔が怖くなってる」

よく考えると今日ドッチボールをしてるときずっとはるをうらんでいた

ま「そうかなー」作り笑いをした
若「そうだよーあっ!今日メールしていい?」
ま「うんいいよーてかわかとメールするの久しぶりー」
若「だねー♥」
若「あっ!うちここ掃除だからまたねー」
ま「うん」
私が笑った
若「あっ!マユが笑顔になった」
若菜も笑った
ま「またあとでねー」

若菜としゃべってるとはるの事忘れてた(笑)
やっぱり若菜は何か普通の人とは違うなー

そして掃除が終わった

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