妄想は心の栄養?!
魔女達の蜜談
人の不幸は蜜の味とはよく言ったものだが…。


猪木家には年齢不祥のおばちゃん達が集まって来る。


私は勝手に魔女と呼んでいた。


ワタリも想像力豊かだ…。



魔女達は何やら叫んだり笑ったり、カチャカチャお茶の音がする。



あぁ!神様お許しください!胸で十字をかきながら耳をそばだてる。





「慣らし保育があるなら慣らし旦那があるわよね!!セカンドライフにラフは必要よ!」




魔女は断言している。



なんじゃそりゃ?!
離婚前提的な…。面白いけどフムフムと聞いていた。





「人生二度は結婚しなきゃね。」




きゃぴきゃぴと笑い声。





「どうせなら若いのがいいわ!」






なんか力説してるし…。迫力あり!…。
神様お許しアーメン…。耳が離れない…。聞くしかないわ!気になる!





「だからね…。人生二回は結婚するべきなのよ。バツイチだとか関係なし。女は長生き、男は半分…。なら二回はしても良しでしょ?」






「50越えたらはっきり言って男はようなしよね。」






えぇ!そこまで言っちゃう?ワタリは戸惑ったがそうかもしれないと少し思った。






「やだぁ!なんて言ったから旦那からメール!買い物しなきゃ…。そろそろ帰るわぁ!」






ガヤガヤガヤガヤ!






とたんにうるさくなり密談は解散した…。
魔女怖っ!






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