彼と彼女と【完】
信じあうこと
それから3人で回っていると

「真美!」



愛しい翔の声が聞こえてきた。

振り返ると

息を切らしすこし汗をかいてる

・・・翔がいた。

「真美・・ごめん、俺・・」

翔・・・

「分かってる。翔は悪くないって。でも・・あんなことがあった後だから
余計つらくて・・」

「真美・・・。ホントにごめん」

翔はそう言うと頭を下げた。

結構みんな見てる・・・。

「翔・・いいから。みんな見てる!」

私はみんなからの注目に耐え切れず

翔の腕を引っ張って走り出した。

「真美~!頑張れ!」

綾がそう言ってくれたのが耳に入った。
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