ごめんね。…そして、ありがとう。
紗和は、太一の部屋に入った。
「今日も来てくれたんだ。ありがとう。」
本当に突然の訪問。
太一は勉強していた。やっぱり、太一は
変わったんだ。そう紗和は思った。
「・・・勉強してたの?」
「当たり前だろ?1月だよ、1月。」
「何が?」
「センター試験だよ!」
「あぁ・・・」
「あぁ・・・じゃねぇよ。絶対まにあわねぇよ。」
太一は髪の毛をぐしゃぐしゃにした。
本当に頑張ってるんだ・・・
紗和は、太一を見直した。