Mirachle☆LOVE
「ぇ.....。」

息を呑むほど可愛い子が目の前にいた。

ストレートの黒髪でセミロング。
肌の色が白く、うっすらしたナチュラルメイクが似合っている。

「えっと....。これはその....」

言いかけた瞬間

「見てたんですか....?見てましたよね?」

その子が言った。

「悪い。見てた。」

俺は素直に言った。

「今日見たことは忘れてください。
 じゃあ、さようなら。」

そう言い残しすばやく去っていった。


「えっと....。名前聞きそびれたな。」

これが俺とあいつの出会いだった。
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