通学路 Poem
私は今日も


アナタのいない学校生活を終え
友達と別れる。


いつもの道をずっとずっと歩く。


家へ向かうスピードが、


すごく、すごく。

遅く感じるな…。


アナタと歩けば、


名残惜しいくらい、




あっという間なのに。




ボタンの並ぶ自販機を見る。


ココア…。

買わなくていいのは、
もう春が来たからじゃない。






アナタが




いないから。





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