時計の針
第七章 強がり
女子校に入学した私は、菜々子と南と友達になった。


「もうすぐ、GWだよね〜」
「雛乃は、彼氏が帰って来るじゃん!」


「うっ、うん。まぁねぇ〜」

私は、嬉しそうに笑った。


早く、会いたい!ゆうちゃんに会いたい!!











そんな風に思っていた私の心をすぐに壊されるなんて、思わなかったんだ…



ゆうちゃんを信じていたのに…



人間、こんなに簡単に心って変わるの??




ゆうちゃんだけ??



ねぇ、ゆうちゃん。
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