Darling☆
「…げは?…虹蝶?」

「…あっ!」


私は健抖の優しい声のおかげで

悪夢から目覚めた。


なぜか私は汗びっしょりで、

体中がベトベトする…。


「魘されてるし、汗びっしょり。

悪い夢でも見てたのか?」


健抖は、優しく私の顔を覗き込む。


…悪い夢?


確かにそうだけど…

夢の中で、悪夢の中で、

私は達也に好きと伝えたし、

達也との別れに涙した。





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