好きだから、バイバイ。

祐輔が頑なに縁談の話を断ってくれているのは分かる。

ご両親に私のこと認めてもらえるようにずっと頭下げてくれてることも分かる。

祐輔、それだけで充分だよ。
充分すぎるくらい大切にしてもらってる。

それで私は幸せ。

でも祐輔との赤ちゃんができちゃったの。

1人でも育ててみせる。
大切な祐輔の赤ちゃん。

< 12 / 21 >

この作品をシェア

pagetop