Black loves 〜最強総長の彼女〜
少しだけ、
暖かい季節になった。
冬から春。
俺は沙菜に俺の価値観を言ってからも
沙菜の隣に居続けた。
春斗はよく春斗の兄貴と喧嘩するようになった。
春斗は髪を茶色から金色にして
スポーツマンというよりヤンキーっぽくなってきた。
俺は、この頃学校にあんまり行かなくなった。
高校生相手にタイマンはっては
沙菜が眉をつり下げた。
「礼、なんで年上相手にするの?同じ年じゃだめなの?」
「俺は、俺より弱い奴と戦いたくない」
「だからって、そんな強いのばっかり相手にしてたらいつか……」
「死ぬって?」
「………」
「大丈夫。いつか強くなって、この辺一帯のボスになりてぇな」
「馬鹿」
数ヶ月間に沙菜の笑顔を
なんども見てきた。