Black loves 〜最強総長の彼女〜
「俺、強くなって、大切なもん、全部守れる男になるからよ」
「礼は、馬鹿だよね。でも、そこがやばいくらい好き」
俺に抱き着いて、無表情にそんなことを言う沙菜は少なくとも
俺を好きになってよかったなんて
思ってはいない。
それでも俺は
俺を好きでいてくれる沙菜が好きだから
沙菜の隣は幸せだから
沙菜に甘えていたのかもしれない。
でもこの時すでに
俺に沙菜との未来なんてなかった。