キミに捧げる恋のうた
むかつく。

やっぱむかつく。



出来ることなら意外と胸があることも、最近痩せたことも見せてやりたい。


自分で言うのもなんだけど、このナイスバディを見せつけてやりたい!



「ふん!勝手に言ってろ」



あたしはぷんすか怒りながら、リュックから下着の入った巾着を取り出す。



そして、浪を置いて一人で温泉へ向かう。





でも、あたし達はいつから一緒にお風呂に入らなくなったんだろう。


小さい頃というか、小4ぐらいまでは一緒に入ってたとは思うけど。



たぶん、クラスの子たちにあたしも浪もからかわれて、それから意識するようになったんだと思う。

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