Amore~愛~
第1章...5
あれから、一週間後。
アタシはあんまりしない化粧をして、服もいつもより大人っぽくコーディネートして"マツキヨ"の前で待っていた。


けど、辺りを見回してもそれらしい人は居なかった。
よく、ある事だ。
"会おう"言って、結局自分の好みじゃないから約束をすっぽかす。



「まぁ、いっか。後、5分しても連絡とか来なかったら帰ろ。」



そう言った瞬間に、拓也から連絡が入った。



「はい?もしもし?」

『もしもし、愛…ちゃんだよね?』
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