Amore~愛~
第1章...7(西川拓也side)
今日は、あの女と会う日だが。
最悪な事に、バスに乗り遅れたせいで一本後に乗った。
その、おかげで遅刻だよ。



「とりあえず、電話しなきゃな…。」



俺は、女に遅れる事を伝え。
急いで待ち合わせ場所に向かった。


ここからは、失敗出来ない。


俺は、ドキドキしながらも女に声を掛けた。



「愛…ちゃんだよね?」

「あ。拓也くんだよね?」

「…っ良かった―!俺、すっぽかされたと思った!!」

「な…それは、アタシのセリフだよ!向かったのはいいけど、それらしい人居ないからこっちがすっぽかされたと思ったわよ!!」

「ごめん、ごめん。バスに乗り遅れちゃったから、次の始発に乗ったんだ。」
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