僕らの時間〈4〉
嫉妬心
あれから半年は過ぎて、高原と俺は順調なぐらいに幸せ。

けどな、高原が仕事に馴れていってんのはええねん。

ええねんけど…

「お昼一緒にどうですか?」

「ええですね」

何かあれば高原に、ちょっかい出しとる現国の仲谷先生。

ベタベタと人の、たかちゃんと喋りやがって!

念を送ってたのかバッチンと高原と目があった。

「藤原先生も一緒に食べようや」

「え!?」






< 84 / 132 >

この作品をシェア

pagetop