あたしの俺様執事様。
海斗がいきなりあたしの
ほっぺたをつねる。
「だーかーら、そんな顔してたら可愛い顔がだいなしって言ったろ?すずかは笑ってたほうがいい。」
つねられてて痛いはずなのに
海斗がつねってる場所から
体中がほてっていくのが
わかった。
可愛いなんて禁句…。
あたし絶対、顔真っ赤だあ…
「ぶっ。顔赤くなりすぎ。」
「はひほほへいはおー」
海斗のせいだよー
っていいたかったけど
うまく言えず…
「なに?俺様のせいだと?」
おっ俺様?
海斗はなにかスイッチが
はいってしまったようだ…
まっまずい。
海斗はつねっていた手を
はなして、指であたしの
唇をなぞるように触る。
「この口が悪いのかな…?」
そう言って、顎を
持ち上げると ちゅ っと
優しくキスをしてきた。