TDLの恋
ディズニーのお話は少し置いといて、あたしが恋したのは、それはそれはギャル男なバイトの先輩。
ギャル男に恋なんぞした事はありません。
でも、その先輩はとっても面白くて、とっても優しい、しかし、やっぱりギャル男。
あたしがギャル男先輩の事を好きになったのは、よくあるパターンな恋の始まりでした。
例により、他に好きな人が居て、例により、先輩後輩ではあるものの、仲が良かったギャル男先輩とあたし。
例により、ギャル男先輩に恋の相談を度々し、例により、好きな人は冷たく、結果的に男性の友達が少ないあたしは、仲が良く、相談も真剣に乗ってくれ優しいギャル男先輩に恋をしてしまったのでした。(ギャル男先輩もあたしに優しいから、好意も少なからずあるかもしれないという勘違いもあったかも。。。)

でもまだ打ち明けません!
まだ告白しません!
と、いうか、知り合って間もないし告白するには早すぎると皆様はお思いになるかもしれませんが、あたしは基本、人を好きになって早いうちに告白してしまう、わるーい癖があるのです。
理由は「誰かに先に取られるのが嫌だから。だったら先に取った方がいいじゃん。思い立ったが吉日っていうし。」というものです。
以前から、こういう考えです。
1回、陰に隠れて見ているだけという、大和撫子みたいな、見てるだけで幸せです。っていう恋もしましたが、見ているだけでは、ほとんどの恋は叶いません。
相手も自分に一目惚れなんて、宝クジに当たるようなものです。
増して、あたしの計算によると、100円の当たりは一瞬、目があったかもしれないというもの。
3000円の当たりはクラスの席がクジで隣になった
一気に飛んで、1000万円の当たりは好きな人があたしを好きだという噂が流れる。
また一気に飛んで3億円の当たりが両想い。(飛んだ部分はご想像にお任せします。)
と、いう根拠のない計算式が頭の中にあります。
だから、
恋したら行動におこせ!乙女!
なのですよ。
< 2 / 18 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop