《完》オフィスに鍵をかけて 〜キケンな部下と秘密の恋〜
だって、こんなことで好き
だった人を忘れるなんて
間違ってるもの。



あたしにはそんなこと、
できない――。






必死の思いで言ったセリフ
だったのに。




瑞樹クンは、パチッと1回
瞬きをすると――火が
ついたかのように、急に
プッと笑い出した。




(え、え………!!?)




ア然とするあたしの前で、
彼はさらにアハハと笑い続けて、




「よかった。

やっと、莉央さんらしい
声が出たね♪」



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