《完》オフィスに鍵をかけて 〜キケンな部下と秘密の恋〜
「はぁ!? ばーちゃんって
……あのねぇっ!?」




(おばあさんの教えを守る
のはいいけど、試すなら
もっとマシなやり方に
してよぉ〜っ!)




心の中で悲痛な叫びを
上げて、あたしはへなへな
とその場に崩れそうになる。




と、瑞樹クンが素早い
動きであたしの腕をとって
支えてくれて、




「……ゴメンね、そんなに
ビックリしたんだ。

まさか本気にするとは
思わなくてさ」



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