《完》オフィスに鍵をかけて 〜キケンな部下と秘密の恋〜
別にいまだに怒ってたり
なんかしない。




むしろ瑞樹クンに振り
回されたせいで、課長の
ことであんなにふさぎ
込んでた気持ちが、少し
だけ軽くなって。




今となってはあれも全部、
彼の計算だったのかな――
なんて思ってるくらい。





だけど――やっぱダメだ。




あれ以来瑞樹クンを見ると
……ついつい、唇が触れ
そうなくらい近づいた
あの瞬間を思い出す。




バカみたいに意識
しちゃって、それを隠す
ためにそっけない態度に
なって……。



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