《完》オフィスに鍵をかけて 〜キケンな部下と秘密の恋〜
だから、自分がサラリー
マンに転職したことなんて
知るはずもないのに。




「……ウン、知ってたよ。

サトルが教えてくれたの」




サトルというのは、学生
時代からの二人共通の親友だ。




そう言えばモードで働き
出してしばらくした頃、
電話がかかってきてそんな
話もしたっけ……。





瑞樹は最初、偶然会った
だけかと思っていたが、
どうやらそうではない
ことをすぐに察した。



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